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このページはハイパーコンテンツビルダーが 2008年 07月 15日 23時32分07秒 にクロールしたキャッシュ情報です。

使うとは?

[ 84] 稲作に使う機械/施設
[引用サイト]  http://www.shonaimai.or.jp/situmon/fqa/s_12.html

稲作に使う機械は、トラクターや耕うん機、田植機、動力散布機、草刈機、コンバイン、乾燥機などたくさんあります。苗や肥料を運んだりするトラックなども、機械の中に入れると、かなりの数になります。
機械にもいろいろな種類や大きさがあり、値段がどのくらいかはいちがいには言えません。たとえば田植機などは、2条植えの小さな自走式(人間が田植機の後をついて歩く)のものから10条植えの乗用式(人間が田植機に乗り、座って運転する)のものまであり、40万円くらいから1,500万円くらいのものまでありますよ。トラクターもコンバインも、みんな大きさによってちがいます。そして農家がどの大きさの機械を買うかは、その農家の植えている田んぼの大きさによってだいたい決まります。
けれどもこういった機械はとても値段が高いので、最近では何軒か農家があつまって、共同で買ったりしています。たとえば一例ですが、コンバインなどは、6条刈りのもので
700〜1,000万円以上するものもあります。これに対して使用する期間は、機械化の効果で作業効率も良くなり、一年のうち1週間〜2週間しかなくなったので、作業も共同化して効率を良くしようという考えです。
今後の課題としては、高齢化による労力の不足がますます進んできますので、機械化はもちろん、作業の共同化も検討する必要があるでしょう。
庄内平野に大型の稲作機械が登場したのは、昭和30年代です。全国に先がけて、当時の西ドイツ(今はありません)から高性能の稲刈り機械をゆ入しました。庄内平野は、全国でも機械化がいちばん早く進んだ地方で、そのため庄内平野の田んぼは、全国のひょうじゅん的な田んぼ1枚の大きさである10アールより大きい田んぼが多く、1枚が30アールの田んぼが主流です。
コンバインは、稲を刈るときに使います。田んぼの中に入って稲を刈取り、稲穂から籾(もみ)をはずしてタンクに溜め、残った稲ワラは、その場で5センチくらいの長さにちょん切って、そのまま田んぼに翌年の栄養分としてばらまきます。そしてタンクに溜まった籾は、共同で作った大型の乾燥施設(
カントリーエレベーターなど)に運びます。タンクには一度に300〜400kgの籾を溜めることができ、これは田んぼ1枚が全国的なひょうじゅんの大きさで10アール(100×10メートル)とすると、その半分を一度に刈り取ることができる大きさです。自動車みたいに乗って運転できるよ。
その名のとおり「田植えをするときに使う機械」です。日本の田植えは、水田に稲の苗を1列に植えるのですが、この苗の列を
トラクターは、おもに重いものを引っ張ったり運んだり、あるいは後ろの方にとくしゅな道具をつけて、それで田んぼや畑をたがやしたりするのに使います。エンジンの力をトラクターの後ろの部分からとりだすことができるようになっているので、いろんな道具を付け替えることで、いろんな仕事ができるようになっているんだよ。
散布機/ふんむ機は、いずれも農薬や肥料を散布するときに使います。最近では手動のものはほとんどなく、小型のエンジンの力を利用して散布(さんぷ)/噴霧(ふんむ)
する「動力散布機」「動力噴霧機」が主流で、散布機は粒状や粉状の薬剤や肥料を散布するのに使い、噴霧機は液体状の薬剤や肥料を散布するのに使います。
使う時期は、肥料の散布が耕起(こうき)前の3月ころ、農薬の散布が6月末から7月上旬にかけてです。どのような肥料や薬剤を使うかで、散布機にするか噴霧機にするかが決まります。
耕うん機は、田んぼを起こす耕起(こうき)の作業に使います(田んぼだけでなく、畑を起こす時も使います)。田作業では4月上旬ころに、田んぼを起こして耕す「耕起」が行われるので、その時に使います。
バインダーは、稲を刈り取ってひと株ずつたばねる機械で、バインダーの後を人間が歩きながらついて運転します。9月から10月にかけての稲刈りの時に使います。
最近では稲刈りと脱穀(だっこく)とを同時にやってしまい、そのうえ残った稲ワラは、小刻みにきざんで田んぼにまいてしまう(これは翌年の米づくりのための肥料になります
)というすぐれた機能を持った「コンバイン」が主流になっています。これは、カントリーエレベーターという巨大な施設でお米を共同で乾燥調製する方式が増えてきたためで、刈り取った籾(もみ)は、コンバインの中いっぱいに溜まるとすぐにこれらの施設に運び込まれ、火力などで強制的に乾燥調製されます。これに対して太陽の光と風で自然乾燥させたお米を出荷したい農家は、バインダーを使って刈取り、刈取りの終わった田んぼに立てたくいに稲穂をかけて、2週間くらいかけてゆっくりと乾燥させてます。そのためにバインダーという機械を使うのです。自然乾燥は手間がかかりますが、コンバインのように高価な機械を買ったり、カントリーエレベーターなどの施設の利用料を支払う必要がありませんので、どちらの方法を選ぶかは、その農家の規模や好みによって、農家自身が決めます。
カントリーエレベーターとは、一言で言うと「農家の人が共同で作った大きな乾燥調製施設」です。大きなサイロ(籾を溜めておく巨大なビンのこと
)に籾の状態で溜めておき、出荷直前に籾すりをして玄米(げんまい)にし、首都圏に出荷します。なぜ籾のままとっておくかというと、その方が長期間保存するときに新鮮なままで保存できるからです。お米は秋に収穫すると、次の年の秋までに1年間かけて食べますね。ですから翌年の6月や7月・8月までとっておかなければなりません。カントリーエレベーターは、そのための施設です。
カントリーエレベーターは、お米を籾(もみ)のまま貯蔵(ちょぞう)して、出荷直前に籾すりをして玄米(げんまい)にし、出荷します。籾のまま貯蔵した方が、味や新鮮さが保てるんだよ。仕組みは、巨大なサイロ(
ビンの大きなもの)の中に籾をためておいて、籾が熱を持たないようにいつもとてもゆっくりかきまぜながら貯蔵しているんだよ。
カントリーエレベーターは、籾を乾燥・調製(「調整」ではありません)して、出荷するまでに貯蔵しておくことができる施設で、庄内平野には28か所あります。もちろんひとつひとつ大きさがちがいますのでいちがいには言えませんが、だいたいサイロ(
円柱型をした大きなビンのようなもの)1本に300〜400トンくらいの籾を収容できます。庄内平野では、乾燥籾にして10アール当たり800キログラム以上とれますので、サイロ1本でおよそ45ヘクタール分の籾の乾燥調製と保管がでることになります(
注:1ヘクタール=100アール≒100×100メートルの広さだよ)。そして1つのカントリーエレベーターにはだいたい8〜10本のサイロがありますので・・・・、どうぞ計算してみてください。
カントリーエレベーターから貯蔵機能だけを除いた、ライスセンターという施設も、庄内には16か所ありますが、今後はカントリーエレベーターが主流になります。

 

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